■レーシック知識／レーシック後の視力維持は本人次第ブログ：2020/6/25
僕は両親が本当に嫌いでした。
小さいころの記憶といえば、
家でお酒に溺れるパパ、
そのことでパパをなじるママ。
そしてその怒りを姉や僕にぶつけ、
姉はその怒りを僕にぶつけていました。
家には居場所がない…
お子さんの時の僕は
そう考えるしかありませんでした。
以前、実家に帰った時に
小学生の時に作った壁掛けがあったはずなので、
ママに見せてほしいと頼むと、
「捨てた」と言いました。
僕は当然のように聞きました。
「なんで捨てるねん、小学生のとき作った作品で唯一残ってるやつやん」
ママは言いました。
「あの壁掛け吐き気するくらいキライやねん。
灰色とかなんともいわれへん色ばっかりやから」
その通りです。
僕がみても３０秒が限界なのですから…
小学生の持つ明るさなどまったくなく、
絶望という言葉がふさわしいような色だけでした。
そして中学、高校と
表面的には普通のお子さんでしたが
内面的にはどんどんゆがんでいきました。
変わることのないパパとママ、姉との確執。
その時の僕の望みはただひとつ、
「楽に死にたい」
何度も首をくくる練習もしました。
包丁を腹にあてたりもしました。
このまま目が覚めなかったらいいのに…と
連日のように思っていました。
そしてある時、僕は決めました。
「こいつらは赤の他人や」と。
そして僕は一度だけ両親に言ったことがあります。
「こんなゆがんだ性格にしたのはあんたらのせいや、謝ってほしい」と。
両親は頭を下げました。
でも、そんな僕でも
今は少しづつパパもママも姉も
許せていっています。
姉にお子さんが産まれ
実家でお子さんたちと遊ぶようになった時に、
姉から
「ありがとう」と感謝をされたことで
僕の中で何かがかわりはじめたんです。